NEV

[中国ニュース]デジタル交通5年計画, 家計預金残高1兆元超が12都市(2021.11.30)

デジタル交通5年計画、スマート高速道路1,000km

中国新聞網によると、広東省交通運輸庁が24日、「デジタル交通の第14次5ヵ年計画」を公布した。2021~2025年までの5年間で「スマート高速道路1,000km」「走行インテリジェンス改造道路800km」を整備し、交通インフラ施設のデジタル技術融合率30%を目指し、10件を超える重大インフラ設備建設プロジェクトを試行的にスマート化する予定。

本プロジェクトでは「5G」「AI(人工知能)」「スマートコネクテッド」「IoT」などの新技術を交通分野に応用する予定で、自動運転やV2X(車間・路車間無線通信)はもちろん、鉄道や港湾の分野でもデジタル化に取り組む方針となっている。

 

家計預金残高1兆元超が12都市

「中国統計年鑑2021年」データによると、2020年末時点の家計預金残高について、中国の45重要都市のうち12都市において世帯預金残高が合計1兆人民元(約18兆円)を超えると21日に北京青年報が報じた。中でも、北京市がトップで4兆2,889億人民元(約72兆2,002億円)と4兆の大台を突破している。トップ10の2位以下については以下の通り。

  • 2位:上海市(3兆6,734億人民元)
  • 3位:広州市(2兆0,774億人民元)
  • 4位:重慶市(2兆0,210億人民元)
  • 5位以下:深圳市、成都市、 天津市、杭州市、蘇州市、西安市

預金残高の合計は12都市で1兆元を超えているが、1人当たりの預金残高が10万人民元を超えているのは11都市で、北京が19.6万人民元トップであり、上海、杭 州、瀋陽、広州、太原、天津、深セン、大連、南通、南京と続く。