9月の小売業界は4.4%増
中国国家当局の18日の発表によると、2021年9月の小売業の売上高が約3兆6,833億人民元(約65兆3,417億円)となり、前年同月比+4.4%となった。これは8月の+2.5%の実績を上回り、小売業界の成長・経済の回復が加速していることを表している。
新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比較しても+7.8%となる。
香港の失業率が1年半ぶりの水準まで改善
10月21日に発表された2021年7~9月の失業率は4.5%(※)であり、6~8月の4.7%から0.2ポイント改善した。※速報値, 季節調整済
これで、7期の連続での改善となり、2020年1~3月(失業率4.2%)以来、1年半ぶりの低水準となる。市場予測の4.6%以上を上回る水準に達しており、雇用環境の改善が見られる。特に、消費・観光関連事業(小売・ホテル・飲食等)や、娯楽・レクリエーション関連業界の失業率が大きく改善している。香港全体の失業者数は、前期の18.7万人から18万人まで約7,000人減少している。