情報製造業は+16%増収で2ケタ成長持続
中国電子信息業界連合会の発表によると、電子情報製造業の2021年1~9月の総売上高は9兆8,579億人民元(約175兆円)となり、2桁成長を維持し、前年同月比で+16.3%の成長を見せた。税引前利益は+38.7%で5,473億人民元(約9兆7,168億円)となっている。このほか同期間のハイテク製品の輸出額は6,881億ドル(約78兆円、前年同期比+29.1%)となっている。
AIサーバー市場は+62%の成長
調査会社IDCと浪潮集団(INSPIRE)によると、2021年のAIサーバー市場規模は、中国全体で56.9億ドル(約6,490億円)になる見通しで、これは前年比+61.6%の急成長となる。また、2025年には108.6億ドル(約1兆2,387億円)規模にまで拡大する見込み。
2021年は、特に金融・製造・エネルギー・公共事業・交通等の各分野で AI技術の導入が活発化したことが背景にある。
なお、世界全体の投資額は、ソフトウエア・ハードウエア・サービスを合わせて850億ドル(約9兆6,951億円)を超える見通しで2021〜2025年にかけて年率平均24.5%のペースで成長し、2025年には2,045億ドル(約23兆3,252億円)にまで拡大すると予想されている。