中国株式

株価上昇の期待はあるか!?オリエントマネジメントが狙う中国株式の魅力に迫る

コロナも落ち着きを見せ、再び活気が戻りつつあるのが経済です。

一時は大きく暴落し、世界的な株価ショックに見舞われましたが、コロナウイルス感染拡大以前を上回る勢いで回復するに至りました。

 

そんな今、注目度が高いのが「中国株式市場」です。

日本のみならず海外でも運用実績のあるファンドマネージャが、「新興国市場特化型」として新たに設立したヘッジファンド Orient Managemet(オリエントマネジメント, 以下OM社も、最も熱い株式市場として中国株に特化しており、期待の高さが伺えます。

 

そんな注目の中国株式市場の魅力と、そこに投資するオリエントマネジメントの強みについて検証していきたいと思います。

 

中国株式市場について

中国株式市場の魅力について考えるにあたって、まずは

  • 中国経済そのものの魅力(成長力)
  • 株式市場のもつ魅力(上昇余力)

の2つに分けて考えていきたいと思います。

 

中国経済の成長力

中国経済が大きく成長しているのは、多くの方がご存知の通りです。

一時期は「爆買い」など中国人の購買力の向上や、北京や上海などの多くの都市開発が脅威的なスピードで進んでいたことなどが話題になりましたが、新型コロナウイル氏の感染拡大以降、その勢いは停滞したかに見えます。

 

「中国経済の成長も頭打ち」「成長のピークは過ぎた」と感じている人もいるかもしれませんが、中国の経済成長は以前衰えていません。

コロナのニュースに話題性は持っていかれてしまったものの、今なお足元で確実に成長を続けています。

 

IMFが発表した「世界経済の見通し」によると、2020年以降の主要国の実質GDPの見通しは以下の通りであり、中国の成長スピードは今だに世界を牽引していると言えます。

参考:世界経済見通し 2021年10月

 

また、このままの成長力を維持していくことで、2028年には中国のGDPはアメリカを抜いて世界1位となることも予測されています。

このように中国の経済成長はまだまだ大きく期待ができます。

参考:Orient Management  |  新興国に狙いを定める新進気鋭のヘッジファンド

 

中国株式の上昇余力

そんな成長著しい中国経済ですが、一方の株式市場は実はそこまで大きく跳ね上がってはいません。

2009年の株価指数を100として、2020年までの10年間の株価推移を比較してみると、アメリカ(NYダウ)と日本(日経平均)は大きく成長しているのに対し、中国(上海株価指数)はほぼ横ばいとなっていることがわかります。

 

特に、先述の通り中国のGDPが他国を引き離す勢いで大きく成長していることを考えると、中国の株式はまだまだ割安であることがわかります。

実体経済の成長に対して、株価が追いついていないのです。

経済成長と株価について

中国に限らず、実体経済の成長が株価に反映されるまでに時間がかかる(遅れる)のは一般的であり、新興市場への投資において非常に重要なポイントです。

実経済が成長し、国が豊かになっているにも関わらず、株価の上昇が来ていない(=これから株価が上がる)市場に先行投資することで、大きな投資機会を得ることができます。

 

中国の株価の成長が遅れているのには「外国人投資家比率の低さ」などが原因として考えられます。

例えば日本の場合、全体の約3割が外国人投資家であり、出来高の約7割が外国人によるものですが、中国の場合外国人投資家の割合は3%程度と日本の10分の1にとどまっています。

なぜ外国人投資家比率が低いのか

中国に海外投資家が少ない背景には、中国の成長がごく最近のものであり、まだまだ海外投資家が中国という国に対して慎重だったことなどが背景として考えられます。

加えて、中国は外国資本の流入を制限しており、海外から自由に投資できる環境ではありませんでした。

 

ですが、最近になって投資規制も緩和されてきており海外の投資家の注目は高まっています。今まで慎重だった世界中の投資家が中国に進出することにより、今後大きく株価が跳ね上がることが期待できます。

 

実際、世界各国・主要国のPER、PBRを比較してみても、中国はダントツで割安であり、今後まだまだ成長することが期待されます。

  • PER:株価収益率=株価 ÷ 1株当たり当期純利益
  • PBR:株価純資産倍率=株価 ÷ 1株当たり純資産

いずれも数字が小さければ小さいほど割安。

PER PBR
中国 14.9 1.8
アメリカ 37.0 4.9
日本 18.2 1.5
イギリス 33.4 2.0
先進国 31.5 3.2
アジア・パシフィック 20.2 1.5
全世界 29.3 3.0

参考:世界各国のPER・PBR・時価総額 (2021年07月) – myINDEX

 

中国に対する懸念(政治体制・財政)

このように、経済成長・株価上昇力に今後も大きく期待できる中国ですが、その内情について不安を覚える人もいるでしょう。

 

日本やアメリカ・イギリスなどが民主主義国家であるのに対し、中国は社会主義です。

このことが経済成長にブレーキをかけることを懸念する人もいるようですが、実際中国は他の民主主義の先進国(日本、アメリカ、イギリスetc.)を引き離し、はるかに大きなペースで成長しています。

また、GDP比で見た政府総債務残高の割合は67%と低く、財務面でも健全です。

政府総債務残高(GDP比)

  • アメリカ:127%
  • 日本:256%
  • イギリス:104%
  • フランス:113%

 

中国に対して漠然とした不安を抱えている人もいるようですが、ここまで見てきたデータからも明らかであるように、中国は財務面でも極めて健全で、今後も安定した成長が見込める大国です。

 

中国株式市場まとめ

中国投資の魅力
  • 経済的に大きく成長しており今後も発展が期待
  • 株価は割安でのびしろも大きい
  • 金融・財務面も健全

 

Orient Managementについて

ここまで見てきたように投資魅力度の高い中国に投資するファンドとして注目なのがOrient Management(オリエントマネジメント合同会社)です。

Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)は主に新興国を対象に、大きな投資機会がある市場に投資することで効率的な運用を目指すヘッジファンドですが、これからの投資対象として中国株式市場に狙いを定めています。

 

オリエントマネジメントの特徴・強み

Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)最大の特徴は「中国に投資していること」です。

成長余力が大きく、投資機会の多い中国という魅力的な市場に投資することは、このファンド最大の特徴であり大きな特徴です。

 

大きな戦略・特徴としてある「中国投資」を成功させるための重要なポイントとして、オリエントマネジメントはシンガポール拠点を有しています。

投資を成功させるために情報収集は非常に重要であり、地理的にも近く、国交も友好なシンガポールから投資を行うことは、中国投資において大きな強みになります。

先述の通り、中国は海外からの投資に対して制限があり、世界中から自由に投資できるものではありません。

また、情報規制も敷かれているため、中国国内の詳しい内情や各社の経営状況などを詳細に把握することは簡単ではありません。

 

また、Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)自体は設立されて間もないファンドですが、そのファンドマネージャやスタッフは、様々なファンドで実績を築いてきた優秀なメンバーであり、運用の実力(相場の読みや銘柄の分析)は申し分ありません。

Orient Managementのファンドマネージャは

  • 先進国ファンド:平均 +16 %/年(8年で+232%)
  • 新興国ファンド:平均 +114 %/年(3年で+886%)※現地通貨建

 

市場全体が成長し、株価が底上げされることが期待される中国株式ですが、Orient Managemetは、その中でもさらに優良な銘柄を独自の情報収集と緻密な分析で選出し、より質の高い運用を追求します。

 

投資魅力の高い中国株式市場で、実力・実績とも申し分ないメンバーが地理的な優位性を活かして運用するのがOrient Managementです。

Orient Managementの特徴
  • 投資魅力の高い中国に投資(戦略)
  • 有利なシンガポール拠点(情報優位)
  • 複数のファンドを成功させている実力・実績(専門性)

 

オリエントマネジメントに投資するメリット・デメリット

そんなOrient Management(オリエントマネジメント合同会社)に投資する最大のメリットは、高いリターンが期待できる点にあります。

また、日本からではなかなか投資することが難しい中国株式に間接的に投資する手段としても有効でしょう。

中国株に興味はあったけれどなかなか手が出なかったという人には特におすすめです。

 

一方で、オリエントマネジメントは、私募のヘッジファンドであり、情報が少なく詳細については直接問い合わせて確認するしかありません。

新設されたばかりのファンドなので評判等を集めるのも難しいでしょう。

 

加えて、最低出資金額が1,000万円に設定されていたり、募集が四半期ごと(おそらくロックアップ期間も同様の3ヶ月)であったりと、資産の流動性ではデメリットもあります。

一般的にヘッジファンドのように確固たる戦略に則って運用する場合、少なくとも2,3年の期間は見積る必要があります。

 

確かに中国経済の今後について、20年後、30年後については不透明な部分もありますが、Orient Managementの場合、3ヶ月ごとに意思決定できるため十分余裕があります。

 

Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)は魅力的なファンドであることには変わりありませんが、ヘッジファンドならではの一般的なハードルがあることには注意しましょう。

メリット デメリット
中国投資での高い収益性
安定したパフォーマンス
間接的な中国投資
運用を丸投げで簡単
情報開示が少なく要問い合わせ
出資契約の際には直接連絡
最低金額1,000万円から
ロックアップ期間のハードル

 

オリエントマネジメントで運用するには

Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)は私募のため、もし出資を検討するのであれば、ファンドに直接問い合わせをしてコンタクトを取る必要があります。

また、資料請求もできるようなので、出資するかは悩んでいるけれど、もう少し詳しく知りたいという人も問い合わせてみると良いでしょう。

 

公式ページに以下のコンタクトフォームがあるので、そこから問い合わせができます。