総合PMI指数

[中国ニュース]上海総合指数終値は3,543.94。長城汽車が中間利益3倍、携帯電話も好調(2021.8.31)

上海総合指数(8月)の騰落率は4.3%高

上海総合指数の8月の終値は3,543.94で、月初の3,464.29から+79.65(騰落率+4.3%)で終えた。なお、年初の3,502.96からは+40.98で騰落率+1.2%となっている。

 

長城汽車が業績好調

中国最大の私有自動車メーカーである「長城汽車」が2021年6月中間期の業績を発表した。

それによると、純利益が35.3億人民元(約600億円)であり、前年同期比の3倍以上となっていおる。また、売上高も619.3億人民元(約1兆530億円)と、前年同期比の1.7倍以上となっている。

 

増収の背景には、粗利率の向上(14.72%から16.25%に)と、為替差益の形状が大きく寄与しているが、国内販売が1.5倍なのに対し、輸出販売が2.3倍と国外販売の好調が売上増に大きく寄与している。

 

携帯電話が好調

中国国内の7月の携帯電話の出荷台数は、2,867.6万台に到達し、前年同月比約1.3に拡大している。1~7月の累計では、2億台以上を売り上げた。

また、出荷端末のうち、約80%となる2,283.4万台が5G端末であり、5G通信の浸透と拡大が見てとれた。