自動車の輸出拡大
中国の自動車の輸出が過去最高の勢いで拡大している。
税関統計によると、2021年1~8月の累計で、中国製自動車の海外輸出が131.8万台(前年比2.18倍)に達した。台数に応じて輸出額も過去最高ペースで推移しており、同期間の輸出金額は、1,337億人民元(約2.5兆円、前年比2.1倍)となり、すでに2020年の年間金額を上回っている。
特に、新エネルギー自動車(NEV)の輸出が好調で、NEVに限れば、前年比の5.5倍(17.3万台)となっている。
失業率改善(香港)
9月16日の香港政府統計処による発表によると、2021年6~8月の失業率(※)は、5~7月期の5.0%から0.3ポイント低下して、4.7%であった。※速報値、季節調整済み
これで6期連続の低下となり、2020年1~3月期以来、約1年半ぶりの低水準となった。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まってきているのに合わせて、雇用環境も落ち着きを取り戻しつつある。
これにより、香港全体の総就業者数は365万1,700人となり、前期(365万人)から1,700 人増加した。一方、失業者数は18万7,700人と、前期(19万8,400人)から1万700人減少している。