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中国投資について
昨今その人口の多さ(世界1位)と広大な国土(世界4位)を武器に急成長を続けている中国。GDPも急成長を続け、2010年に日本を抜き、世界2位(2020年, 約14.7兆ドル)の経済大国まで成長しています。
世界2位の経済大国に成長してもなお、その速度を緩めることなく成長を続け、アメリカを猛追しています(2030年までにはアメリカを抜いて世界1位になるとも言われています)。
そんな成長著しい中国への投資に今注目が集まっています。
経済成長が止まらない中国への投資は、大きなリターンが期待できるまさにビッグチャンスです。
今回はそんな中国への投資について、中国株式市場の魅力を紐解き、中国投資に特化したファンドを通じて中国投資のポイントや具体的な方法について解説していきたいと思います。
中国株式市場の魅力
中国は経済大国として大きく成長しましたが、それに伴って株式市場も十分に拡大しています。
2021年5月時点の中国の株式市場(上海証券取引所、香港取引所)の時価総額は、すでに日本(東京証券取引所)を抜いて、世界2位・3位の規模です。
時価総額 | 上場企業数 | |
ニューヨーク証券取引所 | 2,677兆0,520億円 | 1,932社 |
上海証券取引所 | 837兆5,866億円 | 1,904社 |
香港取引所 | 735兆9,115億円 | 2,550社 |
東京証券取引所 | 715兆5,247億円 | 2,664社 |
ロンドン証券取引所 | 418兆9,632億円 | 1,122社 |
とはいえ、GDPとの比較で考えると中国の株式市場(上海証券取引所)はまだまだ成長過程にあると考えられます。
時価総額 | GDP | |
ニューヨーク証券取引所 | 2,677兆0,520億円 | 20兆9.328億ドル |
上海証券取引所 | 837兆5,866億円 | 14兆7,228億ドル |
香港取引所 | 735兆9,115億円 | 3,494億ドル |
東京証券取引所 | 715兆5,247億円 | 5兆0,487億ドル |
ロンドン証券取引所 | 418兆9,632億円 | 2兆7,110億ドル |
アメリカ(ニューヨーク証券取引所)や日本(東京証券取引所)と比較すると、中国の株式市場は1,800~2,000兆円規模まではまだまだ拡大の余地があり、株価にして2~2.5倍成長することが十二分に考えられます。
この中国市場の伸び代については、他の指標からも確認することができます。
中国の株式は、世界的に見ても非常に割安で、一般的な価格(世界平均レベル)に達するまで、1.5~2倍程度の成長が期待できます。
PER | PBR | |
アメリカ | 38.6 | 5.1 |
イギリス | 34.2 | 2.0 |
先進国 | 32.4 | 3.3 |
全世界 | 30.2 | 3.1 |
日本 | 16.9 | 1.4 |
中国 | 15.1 | 1.9 |
参考:世界各国のPER・PBR・時価総額 (2021年08月) – myINDEX
- PER:株価収益率=株価 ÷ 1株当たり当期純利益
- PBR:株価純資産倍率=株価 ÷ 1株当たり純資産
また、中国株式市場は海外から投資できる(外国人投資家が売買できる)市場が制限されており、まだまだ外国人投資家比率が非常に低い傾向にあります。
今後、市場がグローバルに解放され、海外資本がドッと流入すれば、株価は大きく跳ね上がるでしょう。
中国も当然のことながらグローバル化が進められており、金融市場においても様々な規制が緩和されてきています。
外国人投資家が中国市場に目をつけ、大きな資金を投入してくる未来はそう遠くないと予想できます。
オリエントマネジメントについて
そんな投資魅力度の高い中国への投資を専門に行うヘッジファンドがあります。
ヘッジファンドとは、投資・資産運用を専門とする会社/組織です。
投資家から集めた資金をプロがまとめて運用することで大きなリターンを実現し、出資者はその利益を受け取ることができます。
ヘッジファンドは、元来そのパフォーマンスの高さや運用の安定感から富裕層を中心に多くの投資家・資産家に支持されていますが、そんな高いレベルで運用するヘッジファンドが投資魅力の高い中国株式で運用するとなればその期待値はさらに高まります。
今後大きな成長が期待できる中国株式市場での運用にいち早く乗り出したOrient Managemet(オリエントマネジメント合同会社)をここでは取り上げていきます。
オリエントマネジメント(Orient Management)とは
会社概要
Orient Management(オリエントマネジメント合同会社)(※以下:OM社)は、中国への投資を中心に運用するヘッジファンドです。
成長著しい中国株式にいち早く目をつけ、先行者の優位を活かしてビッグチャンスをものにすべく立ち上げられたファンドと言えます。
この会社自体は、新しく設立されたファンドですが、ファンドマネージャ(運用総責任者)をはじめとする社員やメンバーは、元々国内での投資を専門にしているヘッジファンドの出身者のようなので、ファンドとしての実力も申し分ありません。
オリエントマネジメントの強み
Orient Management(OM社)の最大の強みはなんと言っても「中国に投資する」という戦略そのものにあります。
同じような実力のファンドがあった場合、より有利に投資できる魅力度の高い市場をいち早く見出して着手することが非常に重要です(まあ市場の目利きも込みでファンドの実力ということもできますが)。
市場が過熱する前に早期参入することが大きな利益に繋がります。
ですが、この「中国への投資」は誰でもマネ簡単にできるものではありません。
中国は外国人投資家に対して、投資対象を限定するなどの制限を設けており、日本から投資しようと思ってもあまり優位性はありません。
Orient Management(OM社)はシンガポールや香港にも拠点を有し、単に日本から投資する以上に情報面や規制の面で有利に投資を進めることができます。
海外にも拠点があるという点は中国への投資において非常に大きなアドバンテージとなるでしょう。
- 投資魅力の高い中国に投資するという戦略
- 国内外で運用をしてきたファンドメンバーの実績・実力
- 中国への投資を有利に進める海外拠点とノウハウ
オリエントマネジメントに投資するには
高いリターンが期待できる中国への投資を実現するOrient Management(OM社)ですが、設立されたばかりであり現在出資者を募集しているようです。
とはいえ、OM社は自社で直接募集する私募のファンドであるため、出資の契約をするには会社に直接問い合わせて連絡をとる必要があります。
投資信託のように証券会社などに卸して募集するには金融庁に登録し許認可を受ける必要があり様々な手間やコストがかかります。
また金融庁の監視下に入ることでポートフォリオを公開する必要がでたりと、様々な規制がかかります。
私募にすることで、出資を募るハードルは上がりますが、余計な手間をかけず、外部に自社の投資を公開せずに運用できるという優位性を確保することができます。
※一般に投資の内容は出資者など内部の人間には共有されます。
また、証券会社などを介するとその分手数料も必要になるため、直接契約の方がコスト面でもメリットがあります。
直接契約するヘッジファンドはなかなか馴染みがない人も多いでしょうが、もし少しでも興味があれば、まずは問い合わせてみることをおすすめします。