12月の輸出入総額が＋20%超
中国全体の2021年12月の輸出入総額は、5,865.3億ドル（約66兆7,540億円）と前年同月比＋20.3%の成長を見せた。うち輸出は3,405億ドル（約38兆7,528億円）で＋20.9%、輸入は2,460億ドル（約27兆9,977億円）で＋19.5%となっており、貿易収支は944.6億ドル（約10兆7,507億円）となっていると、14日に海関総署（税関）が 発表した。2021年通年で見ると、輸出入総額が6兆514.9億ドル（約688兆7,306億円）で前年比＋30.0%となり初めて6兆ドルの大台に乗る。うち、輸出が3兆3,3639.6億ドル（約382兆8,581億円）で＋29.9%、輸入が2兆6,875.3億ドル（約305兆8,725億円）で＋30.1%であり、貿易黒字は6,764.3億ドル（約76兆9,857億円）となった。
一般貿易の輸出入総額は、24兆800億人民元（前年比＋24.7%）となっており、うち輸出が13兆2,400億人民元（前年比＋24.4%）、輸入が10兆8,400億人民元（前年比＋25.0%）と伸びており、輸出入全体に占める割合は61.6%となっている。
半導体生産量が前年比＋33%
2021年12月の半導体生産量は、299億個で前年同月比＋1.9%だったと、17日に国家統計局が発表した。2021年通年は3,594億個と前年比＋33.3%に拡大しており、2020年の＋16.2%から17.1ポイント加速している。19日付の韓国英字紙ビジネスコリアによると、大幅成長の背景には中国政府の輸入削減の努力があるという。
